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お米の産地からの便り(会津有機米研究会)令和5年10月14日

こんにちは。
萬平商店です。

会津有機米研究会の佐藤さんから10月の便りが届きましたので、ご紹介いたします。

会津の佐藤です。
10月に入り久しぶりの快晴の中での稲刈りです。
9月中旬から始まった稲刈りですが、今年の秋は雨ばかりで予定通りには進みませんでした。
それでもようやく刈り取りも終盤を迎えて、気持ちのいい作業となっています。

今年の稲づくりはとても難しかった、これが正直なところです。
田植え後の5月は低温、6月から長梅雨、7月から酷暑で水不足、9月は雨ばかり。
有機質が入った圃場は保水力が増し地温が上がりやすいので冷害には強いのですが、今年ほどの高温となると、稲自体が身を守るために呼吸量(光合成)の調整をして生育を止めるので、子孫(籾)を作る余裕がなくなると云われます。
研究会では環境保全と食味向上のために肥料は抑えているのですが、今年は暑さで養分を吸い上げるのが大変だったようで、稲刈りが終わった圃場では、再生苗(ひこばえ)がものすごく伸びています。
それだけ土壌にはまだ養分が残っているのでしょう。

そして稲刈りが終わると、今度は牛の飼料となるワラの収集作業が始まります。
新米をモリモリ食べて作業を頑張りますよー。


会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也

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