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お米の産地からの便り(会津有機米研究会)5/29

こんにちは。
千葉市の米屋、萬平商店です。
会津有機米研究会の佐藤さんから田植えの様子を伝えるお便りが届きました。
5月中旬に、30℃を超える日があったなんて、知らなかったけど、
今年も順調に、田植えの作業が終わったようですね。
それでは、佐藤さんからのお便りを読んでみましょう!!

 


会津の佐藤です。
田植が行われました。

4月の播種作業から始まった今年の田んぼ、ようやく田植となりました。
播種後のハウスの育苗は、5月中旬に30度を超す日が数日あり、管理には気を使いました。
ハウス内の温度が上がると、育苗箱内の土壌温度が上がり、カビが発生し根腐れをおこします。
根腐れになると当然ですが、もう使えません(近所でも沢山の農家さんがいました)。

温度が低い潅水をこまめに掛けることになりますので、これが大変でした。
その間、田んぼでは堆肥散布、耕起、代掻きを田植までに完了しなくてはなりません。
今年の用水は、雪解け水が豊富なために、例年になく順調に確保できました。
やっぱり、冬は雪が降らないとダメなんですね。

毎日、毎日、トラクターでの作業。これが腰に来るんです。振動と騒音が・・・。
お陰で、好天に恵まれ、予定通りの田植えにこぎつきましたよ。

田植になると気が付きます。太陽と水のありがたさに。自然に生かされてるな~、って。
夜はカエルの合唱に癒されながら、明日の天気予報を見ながら家族での作業の確認です。
田植から1週間もすれば、新しい根っこが大地に伸ばし、栄養を吸って日に日に生長します。
さあ、今年もいいお米が出来ますように、と祈るばかりです。

会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也

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