お米の産地からのお便り(会津有機米研究会)1/18
今年も会津有機米研究会の佐藤さんから産地のお便りが送られてきました。
会津坂下町の正月の行事「歳の神」のお便りです。
会津の佐藤です。
地区の行事がありましたのでお知らせ致します。
雪が少ない正月を迎えましたが、本日は「歳の神」が行われました。
五穀豊穣と家内安全をお祈りする行事です。
昼間のうちに小学生と青年会の若い衆が家々を回り、稲わらを集めて山を作ります。
私が子供の頃は、屋根より高い山が作られていましたが、今ではわらの集まる量が年々減少して、背丈ほどの高さにしかなりません。
これも農業離れなのでしょうか。
例年ですと、山が作られる田んぼまでの道のりを、役員が除雪をすることから始まるのですが、今年は雪がありません。
作業は楽でしょうが、雪不足=水田の用水不足が今から心配でなりません。
夜の6時30分に点火をしてお祭りごとが始まりました。
昨年1年間に神棚にお供えしていたお札をそこで焚きます。
皆々「昨年はお世話になりました、今年も無病息災でありますように」とお祈りします。
そしてその火で、年末にお供えしたお餅を焼いて、家に持ち帰り家族で頂きます。
火の後始末は消防団のお役目、ご苦労様です。
天気予報は明日から今季一番の大雪の予報です。
また毎日、除雪に追われる日が始まりそうです。
会津の正月の行事でした。
会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也