お米の産地からの便り(会津有機米研究会)5/3
久しぶりに会津有機米研究会の佐藤さんからお便りがありました。
いつもこの時期は、たくさんお便りを送ってくれるのですが、「今年はどうしたのかな?」と思っていたらお便りが届きました。
お米の仕事の他にも色々なお付き合いがあって、忙しかったんですね。
とにかく佐藤さん、元気に頑張っているようです!
(体を壊さないよう、気をつけて下さいね。)
大変ご無沙汰しておりました、会津の佐藤です。(待ってました!!)
4月から始まった作業が、ようやく一段落しました。
これまでに、何度も何度もお便りを書かなくては!と思っていましたが、挫折してしまいました。
畦畔の畔塗から始まって、排水路の泥上げ、浸種、播種、箱並べ、堆肥散布、耕起、代掻き、草刈り、などなど…、さらには年度の切り替えで様々な会議の連続と子供の送迎、家に帰るとヘトヘトの爆睡。
写真を撮る余力もなく、そんな日々がすーっと続き、ようやく一段落です。
そんな今日も朝から除草剤を散布して、牛の世話、それから高校の県PTA連合会の総会に出席、夜は別な会議です。
そんなことを言っていてはダメですね、みなさん同じです。
頑張ります(反省)。
播種を4月24日に終え、用水が5月8日から引かれて代掻きがスタート、そして田植えが5月20日から始まりました。
今年の田植えは一度も雨に当たらず、風もなく、最高の天気でした。
(その分、休む日がなくて困りました)
ハウスの苗も順調で、元気に田んぼデビューです。
今年は肥料を一新、さらに環境に優しくなりましたよ。
今までの肥料は、窒素の肥効調整コーティング剤が分解しにくくて、前年度の剤が田んぼから川に流れて海洋汚染が心配されていました(漁業の皆さんごめんなさい)。
そこで、分解して肥料になるコーティング剤が普及し始めましたので、すぐに切り替えました。
もちろん、有機質入りの特栽用です。
完熟堆肥もばっちり散布済みです。
今年の田植えも、三春町の親子さんが手伝いに来てくださいました。
ありがたいです。
家のコシヒカリを食べていただいている方です。
1週間もすれば、大地に新しい根を張って、立派に見えてきます。
今年の冬は降雪が少なかったので、いつもより用水が少ないのですが、今のところ大丈夫。
これからの梅雨に、大いに期待しましょう。
夏は猛暑だとか、冷夏だとか、どっちなんでしょうか?
これからも手を掛けながら、田んぼの苗を見守っていきますので、宜しくお願いします。
会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也