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お米の産地からの便り(会津有機米研究会)令和6年5月23日

こんにちは。
萬平商店です。
会津有機米研究会の佐藤さんから5月23日のお便りが届きました。
いよいよ田植えの作業が始まりました!
今年は、息子さんが加わって戦力の大幅アップのようです。
頑張れ!若い力!!

会津の佐藤です。
いよいよ、田植えが始まりました。
5月8日に用水路に水が来て、川上にある圃場より順次、水が入れられました。
田起こしした圃場に水が入りきるのには結構な時間がかかり、土壌が湿ったら一度目
の代掻き(荒代)をしないと、水が地下に浸透してしまい一向に溜まらず、貴重な水資源を無駄にしてしまいます。
また、そうなると川下の圃場の方に水が回らず迷惑になってしまうので、代掻きは待ったなしの作業となります(水が来る=出かける予定は一切入れられません)。
その後に2回目の代掻き(均し)をして、4~5日して土が落ち着いたら田植え作業になります。


今年から長男が就農したので、田植機デビュー。
なんですが、田植機の操作が難しいらしく、本人はなかなか納得していません。
「①代(しろ)は掻き過ぎず、②田植えは小苗で浅植えとすべし」。
①は掻き過ぎると土壌が細かくなりすぎて、酸素が無くなり活着が遅くなります。
②は1株の植え付け本数を少なくして環境を保ち、分げつ能力を最大限に引き出します。
耕起から田植えまで、大切な稲の一生を考えたそれぞれの作業には、先人がつくりあげた経験と技術から成り立っているのです。
しばらくは、青空の下での作業が続きます。
今年もおいしいお米が出来ますように。

会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也

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