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お米の産地からの便り(会津有機米研究会)令和6年4月18日

こんにちは。
萬平商店です。
会津有機米研究会の佐藤さんから4月のお便りが届きました。
令和6年の米作りの田んぼの作業が始まったようです。
今年から息子さんも加わって頼もしいですね。

会津の佐藤です。
4月に入り、日中は汗ばむ陽気となり、ようやく咲いた桜も散り始めました。
そして田んぼの作業が始まりました。

まずは用水路と排水路の掃除(泥上げ)です。
全圃場を周ってスコップで一掻き、一掻き。汗もかきます。
この仕事をしないと圃場が乾かないので、最初の重労働です。
(集落も高齢化が進み、この重労働をサボる方が増えているように思います)
私も年々きつくなってきましたが、今年からは長男が就農したので戦力アップ!
その時に、用水路の継ぎ目の「目地」が壊れている箇所を確認します。経年劣化ですね。
用水に水が来る前にコーキング材で補修しなければなりません。割れ目を埋めないと水漏れが発生してしまいます。

清掃と補修を終えた頃、やっと圃場が乾き始めて、次は堆肥散布。
1年間かけて完熟させた牛糞堆肥を散布機(マニュアスプレッダと言います)で圃場を駆け巡ります。
牛舎の堆肥舎で積み込み、これまた全圃場へGO、有機質を大地へ還元します。
50年続く土づくり、我が家の一番大切な作業です。
同時に父親は畦畔塗り作業で、ネズミ穴を塞いでいきます。
そして来週は「播種」作業へと向かいます。
カレンダーと天気予報をチェックしながら、「明日はこっちであの作業」と、家族会議が慌しくなってきました。
今年もおいしいお米が出来るように、精いっぱい頑張って参ります。

会津有機米研究会ばんげ
佐藤真也

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