萬平商店の
取り組み

お米は究極の嗜好品!
できればご来店ください。
私が選んだおすすめのお米をご紹介します。

五つ星お米マイスターの資格を取得している私は、千葉市稲毛区で萬平商店という米屋を経営しながら、以下のような取り組みを行っています。

●ごはんにまつわる情報の発信
●お米の生産者の産地情報やお客様の意見などの情報交換を通して、よいお米づくりについて研究
●お米、ごはん、商品づくりサービスなどの専門的な勉強会に積極的に出席することで、お米の専門家としてのレベルの向上
●千葉市内の小学校を中心に、お米マイスターの食育出前授業「お届け!ごはんパワー教室」

(日本米穀小売商業組合連合会主催)を実施。次代を担う小学生たちへのお米やごはんの魅力の伝承

このような取り組みを通して、私なりにお米について改めて感じることがあります。それは「ひと口に〝お米〟といっても、その品質や特徴は千差万別である」ということです。

全国で主食用に生産されている品種は約270あります。しかも同じ品種であっても、栽培される地方の土壌や気候、そして栽培方法によっても、味や品質が変わってきてしまいます。例えば、同じコシヒカリでも、新潟県魚沼産と地元の千葉県産では、方向性は似ていても、食味や食感の違いは明らか。さらにいえば、精米方法や炊飯方法によっても味や食感が変化します。

コーヒー豆は、ブラジル、インドネシア、エチオピアなど80か国以上で栽培されており、生産国の中でも採れる地域によって風味が異なります。そして同じ地域の豆でも、採れた年度によっても、風味にバラツキがあったりします。さらに焙煎方法、入れ方などによっても、その味は大きく変わってきます。

コーヒーは何よりも各人の好みが最優先される飲みものあり、バリスタという職業も成り立つ「究極の嗜好品」といわれています。私は「お米もこのコーヒーと同じように究極の嗜好品の一つ」と考えています。

有名料理人やお米の食味鑑定士が、いくら評価したお米であっても、ごはんを口にする人の好みに合わなければ、何も意味がありません。

すでに、いろいろな地方の様々な品種の食べ比べを行い、自分の口にあったお米選びを確立している方なら、〇〇産のこの品種と指定して購入すればいい。しかし、「美味しいお米を食べたいが、情報が氾濫しすぎていて、どんなお米を選んでいいのかわからない」という方にとっては、〝まずは一緒に自分の好みに合うお米を選んでくれる、信頼できる人探しが重要だ〟と私は思っています。

ネット上でもお米を販売している萬平商店・店主の私が言うのは、矛盾しているかもしれませんが、可能ならばご来店いただき、対面でお話を伺いながら私の選んだお勧めのお米を提案させていただきたいと考えています。
いま訪問いただいている当店のホームページは、店のディスプレイの一つという考えで展開しています。私の気持ちとしては、実際にご来店いただき、「店の雰囲気が合うかどうか?」を、ご自身で判断いただくのがいちばん。店の雰囲気に共感していただけるのであれば、五つ星お米マイスターの私が得たお米の情報や知識も、居心地よく聞いていただけるはずです。これによって、お客様との信頼や絆を深められたら素敵だと、私は思っています。

ふさこがね「匝瑳の舞」(そうさのまい)のヒットも
お客様との会話の中から生まれた!

当店で販売しているお米の一つに、地元千葉県匝瑳市(そうさし)産 のふさこがね「匝瑳の舞」があります。これは「現在子育て中のお母さん」との会話の中から気づいて、提案させていただいた商品。
子育て中ということを考え、「より安心・安全な特別栽培米を食べていただきたい。しかも価格的にもリーズナブルなもので!」という、条件で探しているときに出会ったのが、この「匝瑳の舞」でした。見本を取り寄せて自宅で炊いてみたら、一般米の「ふさこがね」に比べ、生産者の栽培努力によって、「ふさこがね」がここまで美味しくなるのか!という私自身も驚く商品だったのです。そして、実際に販売してみると……これが、地元千葉市の若いお母さんを中心に、大ヒット。長い間、当店の定番商品となっている千葉県産コシヒカリに迫る勢いでした。

雑穀エキスパート

日本雑穀協会の主宰する資格。

日本民族の食・文化の原点である雑穀について、特徴、栄養面、健康面などの基本的な知識を習得しています。

萬平商店の店主は、雑穀エキスパートも取得しています。
これらの知識を商品づくりに活かし、お客さまにお伝えすることに、努めていきます。